2018年8月26日 秋田空港 毎年恒例トリプル祭り②

秋田空港

締めの777

J-AirのE170に乗って新千歳空港から秋田空港へと戻り、無事に秋田起点の日本1周が無事完結となりました。丁度秋田空港に到着した際に、隣のスポットにANAの777が駐機している様子が見えたので、それを撮影してから帰路につくことにしました。

2018/08/26 RJSK ANA 777-281 JA705A NH410 to Tokyo HND

前日の夜、秋田市の南に位置する大仙市大曲で開催された全国花火競技大会。毎年約10万人の人出があり、全国から多くの見物客が訪れるということで、ANAでも毎年8月最終週の週末には羽田線の機材を大型化して需要に対応しています。

2016年は、基本ダイヤでアサインされていた機材が767×2、738×3と言うこともあり、767×4の機材大型化にとどまりました。2017年は、花火の前日である金曜日と翌々日の月曜日に777が1本ずつ、花火当日の土曜日と翌日の日曜日に777が3本投入されるという大判振る舞いっぷりでした。

そして2018年はどうであったかと言うと、787が運用を離脱していたこともあり激しい機材大型化ができなかったのか、土曜日に777が2本、日曜日に777が3本と規模が縮小されました。それでも座席はしっかり埋まり、来年以降の機材繰りにも期待を持つことができる結果となりました。(※結局2019年は、2018年と同規模の大型化で終わってしまいました 関連記事:2019年8月31日 秋田空港 2か月ぶりに撮影会2019年9月1日 秋田空港 再びトリプル激写

このANA410便も、前日の花火を見物した後観光などして首都圏へと戻る観光需要に支えられ、しっかりと満席で運航されていました。普段はあまり稼働する機会が無い、3番スポットのL2ドア用のボーディングブリッジですが、ここぞとばかりに本領発揮してスムーズな搭乗に貢献していました。

コックピットをの付近を撮影すると、中に3名のパイロットさんがいる様子が写っていました。4本線の方が1名、3本線の方が2名でしたので一体どういうことなのでしょうか…

秋田ー羽田線では羽田空港発の405便と、秋田空港発の408便の折り返し時間でク乗務員の交代が行われるのですが、この「花火特需」で数日間機材アサインがイレギュラーとなっているため、それに関連してデットヘッドで搭乗しているのか、それとも他の理由があるのか、正確なところは分かりません。

JALグループは通常通りのアサイン

2018/08/26 RJSK JAL 737-846 JA324J JL167 from Tokyo HND

ANAの777が出発するのとほぼ同時に、羽田空港からJAL167便がやってきました。この737は羽田へ向けて再度折り返す便となりまして、秋田空港を出発する最終便ともなります。この便もANA410便同様、満席での出発が予定されているとのことでしたが、特に大型化されているということは無く、時刻表通り737で運航されていました。

JALの羽田便は基本的に737で運航されており、お盆やこういったイベントごとに関する日でも、特に機種が変更されるということはありません。流石に767クラスであれば席を埋めることができるでしょうから、こちらの大型化も今後期待したいところですね。

2018/8/26 RJSK J-Air E170 JA226J JL2828 to New Chitose

最後は新千歳空港から搭乗してきたE170を見送って、デッキを後にしました。因みにこのE170への搭乗をもって、現在秋田空港に就航する飛行機への搭乗はコンプリートとなりました。

このE170がJ-Air便として初めて秋田空港へやって来たのは、2009年のことです。それからもう9年経ちましたが、秋田空港ではすっかりお馴染みになりました。「E170が秋田へ定期就航した」と言って、雨の日にわざわざ見に行った時のことが懐かしく思い出されました(笑)

当時はまだJ-Airが名古屋小牧空港に就航しており、2009年11月から名古屋線とその1か月前にJ-Air運航に移管された新千歳線にE170が投入されました。当時はまだJALが経営破綻し、名古屋空港から完全撤退するとは夢にも思いませんでした。

最後に

今回の一連の搭乗記、撮影記はこれにて終了となります。秋田空港での777、秋田空港3番スポットのボーディングブリッジ、国内最長路線、J-AirのE170、那覇、新千歳両空港でのご当地らしい写真等々様々取り上げましたが、お楽しみいただけましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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