ANAWINGSの737-500が6月14日のANA252便をもって引退しました。せっかくですので、日本各地の空港で遭遇した737-500の写真を放出します。
新千歳空港



新千歳空港からは、本州の地方路線は勿論、松山線や鹿児島線、そして道内路線まで幅広く就航していました。なんといっても欠かすことができないのは、新千歳―利尻線。晩年は運航期間が短縮されてしまいましたが、737-500を語る上では外せない路線の1つであるように思います。1度乗りたかったですね。
秋田空港







全盛期は、現在の737-800同様、日本各地へ就航していた737-500。秋田空港へも勿論就航していました。最後に時刻表上でのアサインがあったのは、2011年の秋だったと記憶していますが、それ以降も機材変更で時々姿を見せていたようです。私が最後に秋田空港で見たのは、2016年の8月でした。
仙台空港





時刻表上では、最後まで737-500が投入されていた空港の1つが仙台空港です。私が初めて仙台空港でまともに撮影したのは、2018年の3月でしたが、徐々に引退が迫る中でも、福岡線、中部線、新千歳線の3路線にアサインされており、737-800よりも遭遇しやすいというある意味謎な現象が発生していました。
過去をさかのぼると、鹿児島線や函館線、更には旭川線といった路線でも活躍した737-500、ANAグループのジェット旅客機最小というポジションから、マイナー路線の主力機の顔も持ち合わせていたように思います。
成田国際空港



国際線には殆ど縁がなかった737-500ですが、国際線接続の国内線として成田空港にはよく就航していました。外資系エアアインの離発着に混ざって、力強く離陸していく737-500の姿はしっかり脳裏に焼き付いています。
異国情緒が漂う成田空港で737-500はどのような思いを抱いていたのでしょうか…
東京国際空港





かつては、羽田ベースの737-500運航路線が複数あり、羽田空港でもその姿をよく見ることができました。羽田ー関西線や那覇線といった幹線にも投入されており、その運用は現在も後継機の737-800に引き継がれています。
羽田ベースの運用でマニア心をそそらせられたのは、なんといっても羽田ー大島ー八丈島線ではないかと思います。便名は通しではありませんでしたが、機材運用としてはこの三角飛びの形態となっていました。羽田空港絡みのアイランドホッピングルートを担当していたのも、737-500らしい運用の1つでした。
つづく
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