12月28日 秋田空港
毎年恒例の秋田空港で撮り納め。東京からやってくるいとこの出迎え、見送りが1年の撮り納の会となります。2019年は、12月28日のANA405便で来秋、12月30日のANA406便で帰京する予定となっていました。両便共に、みんな大好きBoeing 767での運航。自然と気合も入ります。
28日は、405便の着陸に合わせて空港へ向かいました。それにも関わらず、この写真から始まっている理由は何でしょうか。
B6の姿が見え、カメラのシャッターを切ると、ボタンが反応しないのです。ここにきてカメラが故障か？と思ったのもつかの間、SDカードが入っていないのです。出発前に確認したはずですが、入っていないのは事実です。秋田空港にもコンビニエンスストアがあるため、SDカードの調達も可能ではあるのですが、既に着陸したシーンを撮影するためだけに買うのもお金がもったいないので、今回は潔く諦めることにしました。
撮れないカメラを持っていても意味がありません。いとこを出迎えに、3階のデッキから1階の到着ロビーへ向かおうとしていたのですが、ジャケットのポケットを漁っていると、何やらSDカードリーダ―らしき物体があることに気が付きました。
SDカードリーダーにSDカードを入れた状態で持ち運んでいたことを忘れるという痛恨のミス。しかし、SDカードを獲得したので、再びデッキへ戻り、スポットに入ってくるB6を撮影吸うことになりました。
ANAの767の中では、現在唯一「スターアライアンス塗装機」として運航しているJA614A。以前は国際線機材でしたが、2017年に国内線仕様へ転換され、それ以降は国内線を中心に活躍しています。それ以来、秋田空港へもよく飛来するようになったJA614Aですが、秋田空港では今回が初めての撮影となりました。
10年ほど前になりますが、国際線仕様の767が、羽田空港発着の国内線に間合い運用でよく運航されていた頃、秋田空港にやってきていた様子を目にしたことはあるのですが、部活中の出来事でしたので、写真に収めることはできませんでした。
ANAの767でスターアライアンス塗装を纏ったのは、このJA614Aだけではありません。1999年に設立2年目のスターアライアンスへ加盟したANAは、1機のアライアンス塗装機を就航させました。その時に抜擢されたのが、Boeing 767-300（JA8290）でした。加盟航空会社のロゴを並べたデザインのスターアライアンス塗装は、黎明期の加盟エアラインが少なかったころの象徴と言えるでしょう。
1999年に7社しかなかった加盟エアラインは、現在26社までに増えました。胴体にそれらのロゴを全て入れるほどの余裕はもうありません（笑）
12月30日 秋田空港
いとこが帰京する12月30日、再び秋田空港へ向かいました。2019年の撮り納めです。
年末年始の混雑を迎える秋田空港では、連日駐車場が満車御礼の状況が続きます。この時も、通常オープンする立体、第1、第2、第3の各駐車場だけでは捌ききれず、臨時駐車場までオープンして車両を誘導していました。
いとこを降ろすと後は空港ターミナルに用事はありませんので、この日はターミナルから遠い臨時駐車場から撮影を敢行しました。車両もそこまでいなかったため、安全に撮影することができました。
まずやってきたのは、新千歳空港からのJAL2821便。私のいとこは東京へ戻りますが、世間的にはまだ帰省ラッシュの期間中。秋田へやって来る方の方が多いはずです。このE170も札幌などから多くの帰省客を運んでやってきているに違いありません。
2019年の年末は、かなり暖冬でした。この写真を見せられて、「晩秋に撮りました」と言っても、全く疑う余地がありません。屋外での活動がしやすい反面、季節感の全くない写真となってしまうことが残念です。
いとこが搭乗したANA406便が出発していきます。2日前の来秋時同様、スターアライアンス塗装のBoeing 767（JA614A）に再び当たるという引きの良さを持ち合わせているようです（笑）
今度一緒に飛行機に乗りに行くことがあれば、何かしらの特別塗装機を引いてくれそうですので、今度どこかへ連行()したいと思います。
私にとっても、2日前はSDカードの挿入ミスにより、着陸シーンを全く撮影することができませんでした。今回はそのリベンジを果たすことができそうです。光線状態もバッチリ、文句なしのコンディションです。
私のいとこは、既に東京へUターンとなりましたが、12月30日は、一般的にはまだ帰省ラッシュの時期。羽田空港へ戻る便は、比較的乗客が少ないものと予想されます。ただでさえドッカン上がりがアイデンティティーの767、心なしか普段以上のドッカン上がりを見せてくれたような気がします。
秋田空港でのスタアラB6、これらのショットでお腹がいっぱいです。が、これからも高みを目指して模索しながら秋田空港での767の撮影に励みたいと思います。（まずもって早く秋田空港で767を撮りたいです）
最後までお読みいただきありがとうございました。
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