2019年9月12日 JTA626便搭乗記 BSIの737を堪能

搭乗記2019

JALカードnaviの恩恵を受ける

新石垣空港でANAのB777を撮影するミッションは無事終了しました。他に石垣島では用事はないため(こんなことを言うと多方面から槍が飛んできそうですが…)、東京へ帰ることになります。石垣空港からはもちろん往路で乗ってきた羽田線が4往復あり、JTA便であれば、石垣19:05発と使い勝手の良いダイヤが組まれています。ここまで羽田線の紹介をすると、あたかも羽田まで直行便で帰ったように思わせてしまいかねませんが、今回は王道の那覇空港経由で帰ることにしました。さて、利用航空会社はどうするか…

私は友人の勧めで、昨年JALカードNaviを発行しました。簡単に言うとJALカードの学生版なのですが、それに付随する特典は魅力的なものが多く、特典航空券を片道あたり3,000マイルで発券できたり、初年度にJALの5,000eクーポンが付与されたりしています。この5,000eクーポンがまだ残っていたので、せっかくなので使ってしまおうと思い、今回は那覇空港までJTAで向かうことになりました。先特割引で¥5,420のところ、5,000eクーポンが利用で支払額は¥420です。

新石垣空港から初めてJTAに乗る

撮影ミッションから帰還し、買い物などをしたのち保安検査場を通過しました。我がJTA626便は17:55発、そして18:00発で同じく那覇空港行きのANA1780便があり、保安検査場も混雑していると思われたのですが、そうでもなく比較的スムーズに通過しました。保安検査場を通過するとちょうど7番スポットに羽田空港からのJTA73便が入ってきました。この飛行機が折り返し那覇空港行きの626便となります。
私が初めて新石垣空港に来たのは2016年でした。それを含めて今回が5回目の訪問となりますが、初めてここからJTA便に乗ります。降りたことはあったんですけどね(笑)

前便が羽田空港から遅れて到着したため、こちらの出発も10分遅れの18:05にセットされました。一足先にANA1780便が出発していきましたが、こればかりは仕方ありません。
JALグループの搭乗順は、事前改札(ANAと同じ)→上級会員の優先搭乗→窓側席→全員という流れでした。事前改札のタイミングで、かなりの方が改札を通過されていったのですが、いつもそんな感じなのですかねえ、、JALの改札機の反応音についてあまりよくわからないため、ステータスなどの判断をつけることはできませんが、どうも優先搭乗対象客を通過させているように見えてしまいました…
この辺りの制度は乗客の良心に委ねる部分も大きく、ゲート前に来た客をシッシと追いやるのもゲート担当のスタッフさんには酷なことだと思います。

シェードが全て下げられたキャビン

まあそんなこんなで私は窓側席だったので、搭乗のグループとしては3番目のグループに搭乗しました。”グループ”という表現を使っているあたり、某青いヘリコプターの会社に洗脳されている感がありますが、あれはあれでわかりやすい表現だと思いますよ。
写真に映り込んだ座席の背面を見て限界ヲタクの方はお気づきかと思いますが、今回はクラスJにしてみました。空港周辺で動き回って思考回路がいつも以上にぶっ飛んでいたのでしょう。気づいたらカウンターで¥1,000お支払いしていました。

それはさておき、機内に入ると、窓のシェードが閉められているのに目がいきました。確か省エネルギーの観点から、シェードの下げて機内温度が上昇するのを抑えるんでしたっけ、それはそれでありだと思いますよ!

まあ、乗ってしまえばこちらのもの。窓を閉めたままだと何も見えないので、シェードを上げました。他に上げてらっしゃる方が多数いたので大丈夫でしょう。郷に入りては郷に従え。JALの上級会員が多いであろうクラスJの乗客を真似していれば多分大丈夫です。
シェードを上げるとちょうど出発時刻が逆転負けしてしまったANA1780便がランプアウトしていくところでした。あちらの機体番号はJA56AN、ここまでANAの飛行機では5回連続で搭乗済み機材に当たっていますが、このJA56ANには未搭乗。機体番号運にはつくづく恵まれません……

JTAの搭乗時のアナウンスは、琉球言葉で始まります。”はいさい”と言うのは聞き取れるのですが、他がイマイチわかりません。ですが、味があっていいと思います。LCCのピーチが大阪弁で機内アナウンスをするのと同じですね!

足元はもちろん広々しています。JALの東京、大阪発着の路線ではこの座席が最上級クラスとなりますのでそれを満たすだけのクオリティーは十分です。シートピッチも広すぎればいいというわけではなく、前の座席の下に詰めた荷物を、ベルトをした状態でいじることができるか否かという絶妙な距離が大事なのではないか、と思います。もっとも、ANAのプレミアムクラスの一部座席など、前の座席の下に荷物を収納することができない座席もありますが、、

昨年の秋に、J-AirのエンブラエルのクラスJにも乗ったのですが、その際には座席横の下の下部に電源のコンセントがありました。今回もそれを期待して充電コードを持ち込んでいたのですが、座席周りにコンセントはありませんでした。同時期に導入されたエンブラエルとJTAのB737-800ですが、そこは違うようです。

18:08、機種を南に向けてプッシュバック開始となりました。整備士の方が時々しゃがみながらエンジン内部をチェックしたている姿が印象的でした。石垣空港では、完全にターミナルに機体が平行になるようにプッシュバックするのではなく、斜めにプッシュバックして軽く回転してランプアウトします。

さらば南ぬ島

新しくなったJALのセーフティビデオを見終わると、飛行機はちょうど滑走路へとたどり着きました。離陸滑走路はRWY04、先程着陸した滑走路と同じですね。石垣空港はRWY04寄りにターミナルが位置しているため、ターミナルからRWY04まではすぐに着いてしまいます。セーフティビデオの放映は滑走路にやって来る間に終わりましたが、どこかしら準備が整っていなかったのか滑走路手前でしばらく待機。滑走路へと進入しました。滑走路の番号を示す”04″の文字がもう消えかかっています。塗装してあげてください()

因みに、新しくなったセーフティビデオですが、”緊急時の撮影は禁止”など実際の事例を踏まえた注意喚起がなされているのが印象的でした。特にJALは実際2016年に緊急脱出を行わざるを得ない事態になった便がありましたが、その際にスマートフォンの動画を撮影しながら脱出をする乗客の姿が目立ち、報道でも伝えられました。現場の緊迫した状況はなかなか当事者以外には伝わりにくいものがあり、実際の動画はそれを伝えることのできる有効的なツールではあります。しかし、何がともあれ命が先です。何なら機内にカメラを搭載するというのも一つ考えられるのではないかと思いますよ。プライバシーの問題が噴出しますが…

18:18、石垣空港RWY04から離陸しました。石垣空港着陸から離陸までは3時間42分でした。今回は短い滞在でしたが、予定していた最低限の用事を果たすことはできたので良かったです。観光はまたの機会にでも満喫したいと思います。いつも口だけで実行には移していないので、どなたか一緒に行っていただける方、というか引っ張って連れて行っていただける方を募集しています。

日没が近づき、コーラルブルーの海もその色が目立たなくなってしまっていますね。海中に見えるサンゴが、唯一サンゴ礁のアイデンティティーを保っています。

JTA色が出ているクラスJシート

離陸後5分の18:23にベルトサインが消灯、しばらくするとドリンクサービスが開始されました。飛行時間が短いためか、カートではなくトレーでドリンクが提供されました。JALと言えば、オリジナルのドリンク、”スカイタイム”が有名ですが、今回搭乗しているのは沖縄が拠点のJTA、というわけでシークワーサージュースがサーブされました。JTAの機内誌、”Coralway”と共にシークワーサージュースをパチリ。よく見たらコップからはその黄色い液体が見えていませんね…

沖縄本島と石垣島は東京と大阪ほどの距離があるというのは有名な話(だと思います)ですが、航空界隈にとって東阪間は大した距離ではありません。ベルトサイン消灯から15分後には早くも那覇空港への降下が開始となるということでテキパキとサービスが進みました。

国内線の上級席では、インアームドテーブルとしてひじ掛けの内部にテーブルが収納されているのはお決まりとなっていますが、ひじ掛けの上にもこうしてカクテルテーブルが用意されているのがいいですね。紙コップ程度であれば、わざわざテーブルを使用しなくともこれで十分です。また、ヘッドホンも座席前ポケットに備え付けられています。JALの飛行機のイアホンは、普通席では2穴タイプのものが採用されているため、搭乗時にドア脇からイアホンを取っていったのですが、ここは上級席だけあってヘッドホンが備え付けられていました。ANAのプレミアムクラスよりは劣りますが、普通席運賃+¥1,000という値段相応のサービスを享受することができます。

JALグループのB737-800は、普通席が3-3の6アブレスト、クラスJが2-3の5アブレストとなっています。今回は私のすぐ隣、3Jに他の方がいらっしゃらなかったため、多少気兼ねなく写真撮影を行うことができました。

洋上飛行でも楽しめる機窓

18:30、宮古島の上空を通過しました。この付近でもまだ飛行機は上昇を続けており、18:32に巡航高度の27,000feetまで上昇完了となりました。意外と高度を上げるんですねえ…と過去にこの路線に搭乗した際のフライトログを見返してみると、巡航高度は25,000feet、27,000feetでした。まったくもって普段どおりでした。

本土から沖縄直行便ほどではありませんが、沖縄離島路線でも洋上飛行の時間はそこそこあります。夕暮れ時のフライトでは西日に照らされた雲と海、そして空には綺麗に月が浮かび上がっています。快適なクラスJシートに身を任せて美しい風景を見る。これぞ空の旅の醍醐味ですよねえ…

機内が混雑していたこともあり、全体の写真を撮影することができなかったため、自席からボーイングスカイインテリア(BSI)の特徴的な内装を撮影してみました。オリジナル仕様のB737-800とは異なり、LED照明が採用されていることが特徴的です。この照明はもちろん様々なバリエーションの光を出すことができ、離着陸時や巡航中で様々変化していました。

また、座席上の収納棚もB777やB787のそれと同じような仕様に改められています。蓋が下へ下がるのを見るだけで、なんだか大型機へ乗っているような気分です。本当にこれはB737なのか…錯覚させてくれるのがこのBSIなのです。

18:38、アナウンス通りベルトサイン消灯から15分で飛行機は巡航高度の27,000feetから高度を下げ始めました。すぐ後ろを飛ぶ宮古空港発のANA1730便は17,000feetで巡航していたようですが、こちらは降下までに時間がかかります。迂闊に近づくとすぐに揺れてしまうのではないか、と素人目には見えてしまう雲の上を飛び越え、どんどん高度を下げていきます。

ANA、JAL共に機内エンターテイメントの中軸はオーディオサービスだと思います。このオーディオに関しては、個人的にはANAよりもJALの方が充実していると感じました。私がポップスをよく聴くというせいもあると思いますが、ポップスだけで3chもあるのはポイントが高いですね。今回は飛行時間が短かったため、ch3の”JAL Special”しか聴くことができなかったのですが、本土直行便でもこれなら退屈せずに済みそうです。

ch3の3番目にラインナップされている”We Will Rock You”ですが、9月のANAのオーディオプログラムにも登場しています。ANAの機内では散々聴いていましたが、JTAの機内で聴くとまた違って聞こえましたよ()

石垣ー那覇線は南西から北東へと飛行する航路を飛行します。そのため、当初は綺麗な夕焼けを見ようと西の空が見える進行方向左側の席を抑えていました。しかしながら、クラスJへのアップグレードにより、右側の席に変わってしまいました。これで夕焼けとも無縁のフライトになるなぁ…と思っていたのですが、夕方で那覇空港が出発、到着便でやや混雑していました。到着機を整理整頓する過程でやや遠回りをして那覇空港へと向かっていったため、こちら側からも少しだけ夕日に照らされた水平線を見ることができました。ウイングレットについているイリオモテヤマネコも映えていますね(笑)

日が落ちた那覇空港へ着陸

高度処理と到着便の整理整頓を兼ねてやや迂回しながら那覇空港へのファイナルアプローチに入りました。着陸滑走路はRWY36、南から那覇空港へと進入していきます。日がすっかり落ちた那覇空港へ着陸するのはこれが3度目ですが、那覇空港に近づくにつれ徐々に街の明かりが見え始め、那覇市やその周辺に人口が集積していることが露骨に感じられました。

19:07、那覇空港のRWY36へ着陸しました。飛行時間は49分でした。上空が混雑していたため飛行時間はやや長めでしたが、\1,000を課金してクラスJシートに搭乗しているので、こちらとしては多少飛行時間が伸びてくれた方がありがたかったですね。あまり声を大にして言うようなコメントでもありませんが(笑)

飛行機は着陸後あまりブレーキを掛けないまま国内線ターミナル間近のE-2誘導路まで転がりそこでバケート。JALグループ便が利用する南側のフィンガーにある23番スポットへは19:09に到着となりました。私は那覇空港で2時間ほどの乗り継ぎ時間があったため、遅延の時間などはあまり気にしていなかったのですが、14分の遅れで到着したようです。出発も13分遅れでしたので、ブロックタイム的にはスケジュール通りです。那覇空港の混雑状況を加味したスケジュールが組まれていることがよくわかりますね。

最後に今回初体験だったクラスJシートを撮影して降機しました。JALやJ-AirのクラスJシートはヘッドレストカバーが赤いものが採用されていますが、JTA機材は琉球銀行が開催する”りゅうぎん紅型デザインコンテスト”で入選した作品を採用しているとのこと。(マイナビニュースhttps://news.mynavi.jp/article/20151118-a096/ より) 紅型とは沖縄の伝統工芸なんだそうで、沖縄を拠点に運航する航空会社らしいアイデアが採用されていることがわかります。

というわけで到着ロビーへと出ました。4月以来5か月ぶりの那覇空港ですが、今回は乗り継ぎだけの利用ですのですぐに3階のチェックインカウンターまで逆戻りしました。次回は少しはゆっくり過ごしたいですね。

今回はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。

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