乗り継ぎ時間は撮影に充てましょう
秋田空港からANA406便で羽田空港へとやってきまして、ここから更に乗り継ぎで南のほうへと向かいました。(行き先は大体察しがつくと思いますが…)その間約90分ほど時間があるということで、昼食も食べずに羽田空港のデッキへ出て飛行機を見ることにしました。
とは言っても13時過ぎの羽田空港、トラフィックがあまり多くありません。もう少し早く到着することができればルフトハンザ航空のA350なんかも拝むことができたのでしょうが、こればかりはどうしようもありません。
ひとまず早速目に飛び込んできた、塗装が剥げまくっているBoeing 767-381(JA8569)の姿を痛々しく感じながら撮影スタートです。
このJA8569ですが、私が初めて搭乗した767なのです。1998年夏、当時「ポケモンジェット’98」として日本の空を飛んでいたこのJA8569に乗ったのが私の767デビューでした。それからもう20年が経ち、JA8569も12月で機齢25年となるんだそうです。
既にANAの767、JA856xで登録されているJA8567とJA8568は運用を外れており、年度内にはこのJA8569も引退してしまうのではないでしょうか。自分にとってメモリアルなヒコーキの引退が差し迫っていると思うと悲しいですね。(※2018年12月に引退を迎えました)
稚内行きよりは軽そうな青森行きのB737はなかなか離陸していきません。JALは総じて離陸がおそいと父がぼやいてました(笑)
先ほど秋田から偉大なるボーイング777で羽田空港までやってきましたが、同じ東北地方でも青森空港へ向かうのはボーイング737ですから秋田空港は大したものです。なんて言うと青森県民の方から十和田湖の水をぶっかけられられそうなので冗談はこれほどにしておきますが、JALの就航地とANAの就航地でダウンサイジングの度合いが分かれてしまいましたね。
東北新幹線が最速2時間59分で結ぶ東京ー青森間ですが、8月のJAL便の搭乗率は75.9%。秋田便よりも高い数字をたたき出しているのはあっぱれですね。ねぶた期間中は一部便でB767への機種変更も行われているようですが、もしANAが就航してたならば年間通してB767が投入されていてもおかしくないように個人的には思います。因みに羽田ー青森線、かつてはANAも就航していたんです。ANAが2014年に青森ー伊丹線、新千歳線に就航した際には、”将来的には羽田線も”などというコメントを残していたように記憶していますが、ANAの羽田ー青森線再開はあるのでしょうかね(笑)
先ほどの塗装ハゲ系B6が広島空港へと出発していきました。
広島便もSIDの関係から福岡便同様南風時はC滑走路RWY16Lからの出発となるケースが多いようです。東京湾上空で高度を稼いだのち、都心上空を西へと突っ切っていくルートです。SIDでいうところのSEKID Departureですね。晴れていれば都心上空快適空中散歩が楽しむことができます。スカイ○リーに課金するよりもお財布に優しいはずです。
はい。以上です。
結局15分ほどいたでしょうか、ほとんど出発便もなく、撮影済みというかもう何度も羽田空港やらその他の空港で見尽くした国内航空会社のヒコーキたちを眺めながらくそ暑いデッキで何十分も過ごすのは私も父も酷だったというわけで冷房の効いたターミナル館内にそそくさと引き上げることにしました。
次回は羽田空港から先、南へ向かう搭乗記です。
今回はここまでにします。最後までお読みいただきありがとうございました。
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