2019年4月2日 成田空港 飛行機を撮りました 

成田国際空港

成田まで来たらただでは帰れません

お目当てのBoeing 777-300ERに乗って、伊丹空港から成田空港までやってきました。せっかく成田空港へやってきたので、そのまま直帰するわけにはいきません。早速デッキに上がって撮影大会開始です。

2019/4/2 RJAA KAL A330-223 HL7538 KE706 to Seoul ICN

大韓航空のA330。見慣れた-300ではなく、-200です。両者の見分けかたは、No.1ドアとNo.2ドアの間にある窓の数なのですが、A330-200の場合は、その窓が少なく、A300を彷彿とさせられます。

因みに、A330-200の全長は58.82m、A300-600Rの全長は54.08mと、そこまで差がないことが分かります。もしJASがJALと合併せず、残っていた場合は、A330が日本の空でも大活躍していたのか、気になるところです。(某社が一時期運航していたのには触れないスタイルです)

MD-11Fを見たい!んですけどねえ…

2019/4/2 RJAA FedEx Boeing 777-FS2 N859FD FX5391 to Paris CDG

思春期はMD-11が見たいお年頃と表現されますが(されない)、その頃にあまりMD-11を見ることができなかったため、今でも成田空港へやって来るとMD-11を見たくなります。しかし、世の中そううまくはいきません。頼みの綱のFedExは期待のMD-11ではなく、777での運航。今回はパリ行きだったようです。

「World Liner」の異名をもつ777-200LRをベースに開発された777F。通常の旅客便同様、東京からヨーロッパまでのノンストップフライトも楽々こなすことができるようです。

2019/4/2 RJAA UPS Airlines 767-34AFER N335UP 5X128 to Shanghai PVG

UPSの767フレイターも、最近よく成田空港で遭遇するようになりました。UPSと言えば、FedEx同様MD-11Fを運航していること、そして、元JALで運用されていたMD-11を買い取っていることでも有名です。

何事にも通ずるものがありますが、「○○したい!」「○○やりたい!」という希望を抱いていると、なかなかその通りにことは進みません。UPSのMD-11Fにも、忘れたころに遭遇することができればいいなと思います。

アジア系のエアバス機が続きます

2019/4/2 RJAA VietJetAir Airbus A321-211 VN-A651 VJ933 to Hanoi

伊丹空港から成田空港までのANA2176便の搭乗記でもご紹介したベトナムのLCC、ベトジェットエア。ハノイ・ノイバイ国際空港へと出発してきます。

ベトジェットエアは、機内でCAさんが水着のファッションショーを行ったことでも有名であるほど、奇抜かつ斬新なエアラインです。LCCと言えば、運航機材は737かA320シリーズですが、こちらはA320シリーズを採用しているようです。

写真のA321-200(VN-A651)は、エアバス社が引き渡したジェット旅客機としては、9,000機目となった機体。機体前方にもそれを示すロゴが入れられています。

このA321、neoではなくceoなんですね。エンジンの大きさを見れば、両者の違いは一目瞭然なのですが、何となく新興LCCはA320neoシリーズを使っているのではないか、と言う変な先入観があります。

2019/4/2 RJAA Hong Kong Airlines Airbus A330-343 B-LNO HX611 to Hong Kong
2019/4/2 RJAA China Airlines A330-302 B-18361 CI107 to Taipei TPE

チャイナエアラインのA330は、特別塗装機での運航でした。Flightraderによると「Cloud Gate Dance Theatre Lively」と表示されていました。漢字表記では、雲門舞集塗装となります。漢字で書かれてもよく分かりませんので、調べてみました。

Cloud Gate is the name of the oldest known dance in China. In 1973, choreographer LIN Hwai-min adopted this classical name and founded the first contemporary dance company in the greater Chinese-speaking community. In 2020, CHENG Tsung-lung succeeded LIN as the company’s Artistic Director.  雲門舞集 雲門官網

ざっくりと説明すると、古くから中国に伝わる踊り(舞)だそうです(笑)

確かに何だか見た目はそれっぽいですよね。いかにも中華系らしくて良いと思います。

2019/4/2 RJAA Philippine Airlines Airbus A330-343 RP-C8765 PR431 to Manila

A330が続きます。フィリピン航空のA330は羽田空港でも散々見慣れた感がありますが、今回撮影のRP-C8766は初撮影でした。Airfleets.netによると、現在フィリピン航空で運航されているA330は、全て2013年から2014年にかけて導入された機体のようで、RR製のエンジンを装備しています。

フィリピン航空では、それよりもさらに古いA330をかつて就航させており、エンジンは767や747-400と同系列の、CF6-80でした。A330は1993年の就航ですので、A330の初期中の初期の機体であることが分かります。

2010年12月に成田空港で撮影したA330-301(RP-C3336)。エンジンの形が異なることが分かります。

エアバス機では、機種名のダッシュナンバー以下下2桁で、搭載されているエンジンを判別することができるため、RR製のエンジンのように、特徴的な形をしていないエンジンでも、機種名さえしっかり把握することができれば、エンジンの判別もへっちゃらです。

第2ターミナルへ移動しました

2019/4/2 RJAA Japan Airlines Boeing 787-9 JA876J JL741 to Manila

午前中の成田空港第2ターミナルは、JALの飛行機の出発ラッシュの時間帯を迎えます。東南アジア、ヨーロッパ、北米へ向けて続々と787やら777が出発していきます。

かつては747が幅を利かせまくっていたこのターミナルも、今は主力の787がその大多数を占めています。

2019/4/2 RJAA Eastar Jet Boeing 737-86N HL8029 to Seoul ICN
2019/4/2 RJAA China Airlines Airbus A330-302 B-18308 CI102 from Kaohsiung
2019/4/2 RJAA British Airways Boeing 787-9 G-ZBKL BA5 from London LHR

787で運航されるブリティッシュエアウェイズのロンドン線。先ほど、2010年に撮影したフィリピン航空のA330を掲載しましたが、同じ日に撮影したブリティッシュエアウェイズ機は、747でした。747は永久に不滅なのではないか?という気持ちを抱いていた限界オタクとしては、787へリプレースされてしまったこと自体がなかなか残念でなりません。

とにかく成田じゃなくてもBAジャンボを見たいです

また、日本の空でBAジャンボを拝むことができる日を心待ちにしています。

締めのネタがやってきました

撮影の切り上げポイントは難しいですが、それ相応のネタがあれば、踏ん切りも付きますよね(笑)

今回そのターゲットとなったのはこちら。

2019/4/2 RJAA AAR Boeing 747-48E HL7428 OZ102 from Seoul ICN

ソウルからやってきたアシアナ航空のBoeing 747-400(HL7428)。初めて見ることになりました。アシアナ航空は、旅客型と貨物型の両方のジャンボを保有していましたが、それらを合わせても初めて見るアシアナ航空のジャンボとなりました。

当時すでにアシアナ航空の旅客型ジャンボは、HL7418とHL7428の2機しかアクティブではありませんでしたが、今回やってきたのは、HL7428。両機の導入時期には4年の開きがあり、前者は1994年、後者は1998年の導入です。既に日本国内の航空会社では、747-400が全機引退してしまっていますが、これらの747の機齢を考えると、状況次第では、まだ現役を張ることができていたのではないか…とも考えてしまいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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